薄毛をおしゃれにカバーしたいけどなかなか理想のヘアスタイルに出会えないと感じている方は多いのではないでしょうか。
今回は、薄毛に悩む方向けに薄毛対策のための工夫を凝らしたヘアスタイルをご提案。普段からできる薄毛対策5つもあわせてご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
1. 薄毛女性に共通するお悩み3つ
薄毛問題はなかなか人に言いづらいですよね。しかし、ひとりで抱えているその悩み、意外と30〜40代以上の女性にとっての“あるある”お悩みかもしれません。
薄毛の悩み1つ目:ヘアスタイルやアレンジが制限される
今回のテーマであるヘアスタイルに加え、ヘアアレンジがワンパターンになってしまうのも薄毛女性の悩みのひとつ。コンプレックスを上手に隠すポイントを押さえておくと、バリエーションを楽しめますよ。
薄毛の悩み2つ目:ぺたんとなるので年齢が上に見られがち
髪にボリュームやハリ・コシがあると若々しく見えます。反対にそれらが失われてしまうと、実年齢より上に見られてしまう場合も。
ヘアスプレーやボリュームスプレー、ボリュームフォームなどのボリュームアップ効果のあるスタイリング剤を使って、トップを盛り上げたり根元を立ち上がらせたりする工夫が大切です。
薄毛の悩み3つ目:自分でスタイリングするのが難しい
薄毛をカバーする目的で髪をボリューミーにスタイリングするには、ある程度のテクニックが必要になります。オイルなどの重さが出やすい剤を使うとかえってぺしゃんとしてしまって薄毛が目立つことに…。
かといって、何も手を加えずスタイリングなしで出かけると、手抜きに見えてしまいきちんと感が出せません。
2. 薄毛をカバー!おすすめのヘアスタイル
薄毛の女性が選ぶべきヘアスタイルは以下の3つ。ボリュームアップしやすいスタイルを厳選しました。
おすすめスタイル①:根元を立ち上げてふんわり仕上げるボブスタイル
ボブスタイルは、薄くなりがちなつむじ部分をボリュームアップし、髪全体のバランスが取りやすいメリットがあります。
抜け感のある自然なボブ。くせ毛っぽいウェーブをつけて。結べる長さにカットしてもらうことでアレンジも楽しめます。
画像引用元:HAIR前髪を後ろに流して後頭部にボリュームをもたせた、前下がりの上品なシルエット。
ぺたんとなりやすい方は、全体的に丸みを帯びたフォルムになるようカットで立体的感を出したショートボブもおすすめです。ハイライトを入れるとより毛動きが出て、薄毛対策にも◎。
おすすめスタイル②:レイヤーカットで毛動きをつける目眩し
毛先に軽やかな動きを与えるレイヤーカットは、髪の根本を立ち上がりやすくして薄い部分をカバーする効果があります。ドライヤーで乾かすだけでボリュームアップできるのもポイントです。
ボブスタイルにレイヤーカットを加えると、こなれ感のあるくびれボブに変身。カジュアルやエレガントなど、どんなファッションにもハマります。
少し長さがあっても軽やかに見え、潰れてしまいがちなトップや後頭部も丸いフォルムに。
おすすめスタイル③:前髪のデザインを工夫して薄毛の印象をカバー
薄毛をカバーするのにベストなのは「奥行きと厚みがある前髪」です。トップや生え際の薄さをカバーできるほか、生え際で分かれてしまう髪のうねりを抑える効果も期待できます。
前髪からサイドにかけてレイヤーを入れおくことで、頭頂部の髪と前髪が馴染みやすくなり、ボリュームを出せます。
スタイリングはこちらの動画のように、一度オールバックにしてからフェイスまわりを整えるようにすると、ほどよいボリュームが生まれますのでぜひ試してみてください。
流行りのシースルーバングは、薄めに仕上げると薄毛っぽく見えてしまいそうで敬遠されがちですが、前髪全体を厚めにとってサイドをボリューミーに仕上げることで、大人っぽい雰囲気を出しつつ薄毛対策できますよ。
3. ヘアスタイル以外にも!薄毛改善のためのケア方法
薄毛対策は、ベストなヘアスタイルを選ぶことに加え、髪のベースを整えるヘアケアも大切です。どれも日常生活でできる薄毛対策なので、ぜひ取り入れてみてください。
1. 適切なシャンプー選び
まず、薄毛対策には薄毛対策用のものや育毛シャンプーを使いましょう。選ぶときのポイントは「頭皮の状態に合った洗浄力であるか」「ハリ・コシを与える成分が入っているか」「ふんわりとした仕上がりになるか」の3つ。頭皮に適度なうるおいを残しつつ、髪全体が元気な印象になるシャンプーが理想的です。
2. 頭皮マッサージ
頭皮マッサージは、薄毛のほか、抜け毛対策にもおすすめです。マッサージすることで「頭皮の血流を促進する」「毛根への栄養を届きやすくする」などの効果が期待できます。
3. バランスの良い食事
偏った食事を見直すことで、髪の成長につながる健やかな頭皮環境を目指せます。脂質や糖質が過剰にならないようにする、不足しがちなたんぱく質を摂るなど、全体のバランスを意識してみてください。
4. ストレスの管理
日常生活で全くストレスを受けないことは不可能ですので、自分なりのストレス発散法を見つけておきましょう。仕事で長時間拘束される方は、仕事とプライベートのメリハリをつけ、わずかな時間だとしてもリラックスタイムを設けるようにするといいですね。
5. ドライヤーのやりすぎに注意
ドライヤーが薄毛の原因になる理由は、熱風により髪や頭皮がダメージを受けるためです。対策としては「髪をしっかりタオルドライしてドライヤーの使用時間を短縮する」「風を当てる場所を一か所に集中せず、満遍なく乾かす」があります。
薄毛の悩みはヘアスタイル選びとケアで解消しよう
悩ましい薄毛もヘアスタイル次第で十分におしゃれを楽しめます。日々のケアとあわせれば、さらに効果的。ぜひ、実践してみてくださいね。
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